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監視カメラで音声を録音する方法は?メリットや注意点を紹介

2025年3月28日(金)

監視カメラで音声を録音する方法やメリット、注意点をご紹介します。カメラで録音した音声は使い方を誤るとプライバシーの侵害になるため、利用方法を理解する必要があります。監視カメラで音声を記録したいと考えている方はぜひご覧ください。

監視カメラで音声を録音すれば、会話内容や撮影範囲周辺の音がわかります。

特に、盗難事件の際には、侵入者の詳しい発言や動作に関連する音がわかり、侵入経路が判明する事もあります。

しかし、すべての監視カメラが音声録音をサポートしているわけではありません。

この記事では、監視カメラで音声を録音する方法やメリット、注意点をご紹介しています。

音声録音機能を効果的に活用し、トラブルを未然に防ぐ方法もご紹介します。

すでに監視カメラを設置している方、これから監視カメラを設置する方でも参考にできる内容ですので、ぜひご覧ください。

監視カメラは音声も記録できる

監視カメラは映像だけでなく、音声の記録もできます。

監視カメラで音声の記録をする方法は、以下の2つあります。

  • 音声が記録できるカメラを購入
  • すでに持っている監視カメラに音声記録ができる機器を取り付ける

映像に加え音声も記録することで、さまざまなメリットがあります。

これから音声を記録するメリットや方法を解説していきます。

監視カメラで音声を記録するメリット

監視カメラで音声を記録するメリットは以下の3つです。

  • 詳細な情報を記録できる
  • サービスの改善・向上に活用できる
  • 労働環境改善に活用できる

順番に説明していきます。

詳細な情報を記録できる

監視カメラに音声録音機能を搭載することで、映像とともに周囲の詳細な音声情報がわかります。

例えば、顧客とのトラブルが生じた際に、映像だけでは責任の所在を特定するのは難しいでしょう。しかし、音声が記録されていれば証拠となる可能性があります。

その他、複数のカメラを通じてリアルタイムに監視している体制の場合、各映像の詳細を確認しきれず、異変に気付けない可能性があります。監視カメラで音声が拾えれば、早期に異変を察知でき、迅速な対処が可能です。

サービスの改善・向上に活用できる

音声の録音はサービスの改善・向上に活用できます。接客中の従業員の発言内容や話し方を把握することで、より良いサービスの提供が可能だからです。

例えば、次のようなシーンで使用できます。

  • 飲食店でマニュアルで規定されているにもかかわらず、新メニューの案内を怠っている従業員の特定
  • 不適切な言葉遣いをしているスタッフの改善指導

接客担当者はお店の顔としてお客様と関わるため、しっかりとした教育ができれば売り上げ増加の一助になるでしょう。

飲食店以外でも従業員の話し方を知ることで、サービスの改善・向上に役立てられます。

労働環境改善に活用できる

オフィス・事務所に音声を記録できる監視カメラを設置しておけば、労働環境改善に活用が可能です。特に、ハラスメント問題に対することは、当事者間での発言内容が重要なため、音声が記録された映像があれば、対処時に役立ちます。

音声記録がない場合、誰が何を言ったかを確認することが困難で、問題解決が遅れることがあります。職場内の問題に対して適切な対処ができないと、従業員の離職につながる可能性もあるでしょう。

そのため、音声が記録できる監視カメラの設置により、ハラスメント問題に適切に対処できれば、労働環境改善が期待できます。

監視カメラで音声を記録する方法

監視カメラで音声を記録する方法は以下の2種類です。

  • マイク内蔵タイプのカメラを選ぶ
  • 監視カメラにマイクを接続する

順番にご説明していきます。

マイク内蔵タイプのカメラを選ぶ

音声記録が可能な監視カメラを導入する最も簡単な方法は、マイク内蔵型のカメラを選ぶことです。マイク内蔵タイプのカメラを購入すれば、追加の機器をカメラに接続する必要がなく、設置がシンプルになります。

音声記録できる監視カメラの導入を検討しており、カメラ自体をまだ準備していない方はマイク内蔵タイプの購入がおすすめです。

ただし、以下の2点に注意してください。

  • 再生用モニターにスピーカーがない場合は、別途用意する必要がある
  • 設置場所によっては音源との距離が遠すぎて音声を拾えない

マイク内蔵タイプはマイクとカメラが一体となっているため、分離しての使用ができない点に気を付けましょう。

監視カメラにマイクを接続する

すでに監視カメラを持っているが音声録音機能を追加したい場合、カメラにマイクを接続することが可能です。マイクを別途購入し、カメラに接続すれば、音声も記録できるようになります。

マイクを購入して接続する方法のメリットは、カメラとマイクを別々の位置に設置できる点です。音の発生場所にカメラの設置が難しい場合でも、マイクさえ設置できれば音声記録が可能です。

しかし、外部マイクを接続するための端子がカメラにない場合、外付けマイクをつなぐことができません。マイクの購入前には、使用しているカメラの仕様を確認してください。

監視カメラで音声を録画する際の注意点

監視カメラで音声を録画する際の注意点は以下の2つです。

  • プライバシーの問題に気を付ける
  • 雑音が入りにくい位置に設置する

プライバシーの問題は、訴訟問題に発展する可能性もあるため、しっかりと対策を行いましょう。

プライバシーの問題に気を付ける

監視カメラで音声を記録する際は、プライバシーの侵害にならない配慮が必要です。記録される音声には個人情報が含まれている場合がありますので、取り扱いには特に注意しなければなりません。

個人情報保護法を意識した対策としては以下を参考にしてください。

  • 監視カメラを利用して映像・音声の記録をしていることを周知する
  • 必要最低限の最小限の範囲での記録に留める
  • 記録したデータの取り扱いを厳重にする

オフィスや工場内など従業員の会話内容が録音される場所に設置する際は、事前に録音する目的や監視カメラを設置する事実を告知しましょう。理解を得られてから行うとトラブルを避けられます。

雑音が入りにくい位置に設置する

監視カメラで音声記録を行う場合には、雑音が入りにくい位置に設置するのが重要です。設置場所によっては、雑音の影響で必要な音声が拾えない可能性があるからです。

そのため、設置前にどの程度集音できるかをテストしてから運用を開始しましょう。

また、撮影したい範囲と集音に適した設置場所が一致するとは限りません。カメラの撮影範囲か、音声記録のどちらを優先したいか考え、設置場所を決めることも大切です。

例えば、飲食店で天井付近に監視カメラを設置した場合は、店内全体を撮影しやすくなる一方で、空調の音やBGMにより、従業員とお客様との会話を集音しにくくなります。必要に応じてマイクの位置を調整するか、外付けマイクの追加設置を検討しましょう。

まとめ

監視カメラでの音声録音は以下の2つの方法で実施可能です。

  • マイク内蔵タイプのカメラを購入する
  • 監視カメラに外付けマイクを接続する

新規で監視カメラを導入する方にはマイク内蔵型のカメラを導入するのがおすすめです。すでにカメラを購入している方は、外付けマイクが接続できるのか確認したうえで、マイクを購入しましょう。

上記の対応が難しいと感じる場合は、ぜひ稲沢商会へご相談ください当社は幅広い業界での監視カメラ導入の経験があり、お客様のニーズに合わせたカメラ選定から設置までサポートが可能です。音声録音機能付きカメラの試用も可能ですので、お気軽にご相談ください。

オフィス・駐車場・工場・マンションなどの業界を問わず300社以上の対応経験があります。監視カメラに関してのお悩みはぜひ当社へご相談ください。

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